FCポルトが久保裕也獲得を検討か? ステップアップの可能性も

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 ヘント所属のFW久保裕也。FCポルトが久保獲得を検討しているようだ。
 2017年1月のマーケットでヤングボーイズからヘントへステップアップした久保。
 初のベルギーリーグでゴールを量産し、リーグ3位の好成績に大きく貢献している。

 欧州主要リーグへの挑戦の可能性も噂されてきた久保だが、この夏最大のチャンスが訪れているのかもしれない。
 昨季までナントを率いたセルジオ・コンセイソン監督が、新シーズンFCポルトを率いることに。

 急速な財政面の悪化により、主力選手の流出が危惧されているポルトは、安価な選手を中心に補強を行い戦力収支のバランスを取る必要がある。

 そこで選択肢としてあげられてのが、FWローランド・ドゥポワトルと久保のトレードだ。
 ドゥポワトルは、ポルトから100万ユーロのサラリーを受け取っている。

 100万ユーロの負担がクラブの財政に影響を与えるほどポルトの財政状況は悪化している。
 ヘントで大ブレイクし日本代表にも上り詰めた久保は、戦力収支、コストバランス両面から見ても魅力的な選手であろう。

 何よりも、コンセイソン監督の戦術を理解している点では、他クラブから選手を補強することを考えると。
 この夏、ACミランにFWアンドレ・シウヴァを放出したことで、サイドでもプレー可能な点取り屋タイプの選手を欲している。

 コンセイソン監督にとって、久保の獲得は理想的な選択肢であることは間違いないが、ドゥポワトルがヘントへ復帰することで大幅なサラリーの減額を受けれいる必要があり、交渉が進展するか最大の難題だろう。

 

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