ミラン、新監督にサンプドリアのジャンパオロ監督招聘へ

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 新監督を探すACミランが、サンプドリアを率いるマルコ・ジャンパオロ監督招聘に向け動きを強めているようだ。
 報道によると、ミランはジャンパオロ監督との契約交渉が最終段階にあると伝えた。

 

 今季、チャンピオンズリーグ出場権を獲得するリーグ4位以内でのフィニッシュを目指し、ジェンナーロ・ガットゥーゾ元監督のもとでシーズンをスタートさせたミラン。
 一時、出場権確保目前まで近づいたもののシーズン後半戦に失速。

 

 最終的に、リーグ戦を5位で終了しCL出場権を逃した。
 クラブ首脳陣は、来季に向けチーム刷新に動きガットゥーゾ監督の辞任、SDを努めていたレオナルド氏の退任を発表。

 

 クラブは、新監督人事に急ぎチェルシーのマウリツィオ・サッリ監督やラツィオのシモーネ・インザーギ監督らと接触。
 だが、サッリ監督はユヴェントス行きが濃厚でインザーギ監督はラツィオとの契約延長を決断。

 

 そんな中、ミランはサンプドリアを率いるジャンパオロ監督を新たにリストアップしたようだ。
 現地時間3日、ミランはジャンパオロ監督と接触。

 

 年俸200万ユーロの3年契約をオファーし、基本合意に達したとのこと。
 正式契約を待つのみの状況とも。

 

 ミラン首脳陣は、これまで新監督には明確な戦術家が理想的だとし監督人事に動き続けてきた。
 大物指揮官招聘も噂されたものの、CL出場権を持たず資金繰りに苦しむ現状では実現されることはなく。

 

 セリエAの中下位のクラブやセリエBのクラブを主に率いてきたジャンパオロ監督招聘で新シーズンを迎えることに。
 ジャンパオロ監督は、指導者としての経験は豊富。

 

 ただ、ビッグクラブを率いた経験はなく、復権を目指すミランでどのような采配を振るうことができるのか注目だ。

 

 

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