トッテナム、今冬に向けシュクリニアルと再接触へ

LINEで送る
Pocket

 

 インテル所属のDFミラン・シュクリニアル。センターバックの補強を画策するトッテナムがシュクリニアル獲得に向け再び動き始めたようだ。
 今夏の移籍市場でもシュクリニアル獲得を模索していたトッテナム。

 

 インテルが要求する条件面で合意を取り付けることができず交渉は破談。
 シュクリニアルはインテルに残留し今シーズンをスタートした。

 

 夏のマーケットでCB補強を実現できなかったトッテナムは、クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の要請もあり今冬に再び同ポジションの補強に動くことになるとみられている。
 ターゲットとしたのが、モウリーニョ監督が高く評価するシュクリニアルだ。

 

 インテルの最終ラインを統率する活躍を披露するシュクリニアル。
 シュクリニアルの売却は求めていないインテルだが、仮に同選手を売却なら推定5000万ポンドの移籍金を要求するとされている。

 

 これまでトッテナムは、移籍金3000万ポンドの支払いが限界としてきたが、ここにきて少し動きがで始めた模様。
 報道によると、トッテナムは今冬にシュクリニアルを買取オプション付きのレンタル契約での獲得を画策。

 

 トッテナム描くのは、シュクリニアルをレンタル料200万ユーロを支払うことで獲得し、完全移籍の際に移籍金4000万ユーロに加え500万ユーロのボーナスを支払う買取オプションを付与する条件を用意。
 この条件ならば、インテルが要求する条件に近い条件となり停滞した交渉に打開策を見出すことができるかもしれない。

 

 ただ、インテルは今夏の移籍市場でDFディエゴ・ゴディンをカリアリに売却していることからシュクリニアル売却となるとCBの頭数が足らなくなるのは間違いない。
 当面は、インテルが後釜を確保した後にトッテナムとの交渉に進展が見られるか見守るしかないのが現状。

 

 とはいえ、厳しい財政状況の中で夏に積極的な補強を行ったインテル。
 冬の補強予算がどの程度残されているかは不透明であり、新戦力獲得には選手売却が優先事項になることは間違いなさそうだが果たして。

 

 

LINEで送る
Pocket