マドリーが関心のハリー・ケイン、トッテナム残留を示唆

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 トッテナム所属のFWハリー・ケイン。来夏の移籍市場でレアル・マドリーが獲得に関心を示している。
 去就が注目されるケインだが、自身のキャリアはトッテナムで全うすることを熱望しているようだ。

「 僕の目標は、トッテナムに全てのキャリアを捧げることだ。僕たちはファンタスティックなチームで、最高の監督がいて、素晴らしいトレーニング施設もある。そして新スタジアムも完成する。今のところここで幸せだ 」

 一人の選手が一つのクラブでキャリアを終えることは、現代サッカーにおいて非常に難しい選択である。
 特に、トッテナムそしてイングランド代表で絶対的エースとして活躍しているケインに関して、欧州のメガクラブが無視することは不可能だ。

 現に、得点力不足に悩み、前線の高齢化が危惧されるマドリーにとっては、ケインは理想的な存在だろう。
 現地時間11月1日に行われたマドリーとトッテナムの一戦で無得点に終わったものの好パフォーマンスを披露したケインを直接視察したフロレンティーノ・ペレス会長が放置しているはずがない。

 FWクリスティアーノ・ロナウドが本格的にマドリー退団を検討し始めている現状を考えると、次期エース候補にケインを指名してもなんら不思議ではない。
 ペレス会長を筆頭にケインに対し、熱烈なラブコールを送り続けているマドリー。

 トッテナム残留を強調したケイン。すでにトッテナムの枠には収まりきらない人材へと成長したケインが、クラブにとどまり続けることとなるのか注目が集まりそうだ。

 

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