レアル、ハメス・ロドリゲス放出前に選手と契約延長していた

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 先日、レアル・マドリーからバイエルン・ミュンヘンへ2年間のレンタル契約で移籍が発表されたMFハメス・ロドリゲス。
 報道によると、マドリーはハメスのバイエルン移籍前に同選手と契約延長を締結していたようだ。

 2014年夏にマドリーに加入したハメス。2020年まで契約を締結していた。
 バイエルンとレンタル期間が終了時点で、マドリーとの契約が残り1年となる。

 マドリー側はバイエルンとのレンタル契約を満了した時点で、ハメスの市場価値下落を防止するために、1年間の契約延長に合意していたようだ。
 何の意味があるか不透明であるハメスとマドリーの1年の契約延長。

 だが、バイエルンはハメスの取引で買い取りオプションを行使する権利を保有している。
 仮にオプションを行使した場合、マドリーは6000万ユーロの移籍金を手に入れることとなる。

 マドリーで大ブレイクを果たすことはできなかったものの、未だ欧州での評価は高い。
 バイエルンとの契約満了時点で28歳を迎え、サッカー選手としては最も充実した時間を過ごすこととなるため、市場価値の下落はマドリーにとっても死活問題となる。

 これらを考慮した上で、選手側と1年の契約延長を交わしたマドリー。
 この決断が、“ 吉と出るか凶と出るか ”に注目が集まりそうだ。

 

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