チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督。クラブはコンテ監督と契約を延長したことを発表した。
両者は、新たに2年間の新契約を締結した。
一部の報道では、夏のマーケットで思うように戦力補強が進まないクラブの対応に対して不満を募らせていたコンテ監督は、辞任の可能性がある旨が伝えられ続けてきた。
昨年夏にチェルシーの指揮官に就任したコンテ監督は、プレミアリーグ初年度でチームを見事に復活させた手腕を高く評価したチェルシーは辞任を阻止すべくいち早く動きを見せた。
ジョゼ・モウリーニョ元監督の呪縛を完全に取り払うことに成功したコンテ監督は、新たなサイクル構築に向けクラブ側に戦力補強に注力することを求めている。
戦力補強と並行してコンテ監督と契約延長に向け交渉を進め、2年間の契約延長に合意。
コンテ監督は、クラブとの契約延長に対し次のような喜びのコメントを残している。
「 チェルシーとの新契約を結べて最高に幸せだよ。1年目はとにかくハードワークを貫いて、素晴らしい形でシーズンを終えることができた。誇らしい成績だ。今後もトップでい続けるためには、より一層のハードワークが求められるね 」
再生工場と異名をとるコンテ監督。かつて低迷していたユヴェントスをリーグ3連覇に導き、低迷していたイタリア代表をEURO2016でベスト8に導いた。