シーズン開幕前にマーケット閉幕へ、プレミアに続きセリエAが追従へ

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 セリエAの移籍期間が短縮される。イタリアプロリーグ運営団体で委員長を務めるジョヴァンニ・マラゴー氏が、今夏からセリエAの移籍マーケットの早期閉幕を発表した。

 

 

 

 

 現行制度では8月31日に閉幕を迎える夏の移籍市場だが、先日プレミアリーグがマーケットの早期閉幕を決定したばかりだ。

 

 これに追従する形で、セリエAが現行制度を変更し、夏季移籍市場を8月18日まで、冬季移籍市場を1月19日に閉幕することを決定。
 マーケットの現制度では、シーズン開幕後にも戦力の補強が行えるため、チーム運営に矛盾が生じていた。

 

 今回の制度変更により、スカッドが固まった状態で新シーズンを迎えることが決まった。
 制度変更で、個々のクラブは計画的かつ速やかに交渉を終えることが求められる。

 

 これまでシーズン開幕に大きく失敗した場合、残り少ないマーケットの時間を活用し戦力の補強が行われてきたが、今後この微調整は許されない形となる。
 プレミアリーグに続き、セリエAがマーケット閉幕を前倒ししたことが決定し、他国リーグ特にリーガ・エスパニョーラの今後の動きに注目が集まりそうだ。

 

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