ボルシア・ドルトムントが、今後クラブに在籍する選手のバイエルン・ミュンヘン移籍は実現不可能となるかもしれない。
過去にチームの中心を担っていた複数の選手がバイエルンに引き抜かれてきたドルトムント。
2013年にはMFマリオ・ゲッツェ。2014年はFWロベルト・レヴァンドフスキ、2016年にDFマッツ・フンメルスがバイエルンへ新天地を求めてきた。
バイエルンは国内のライバルクラブから主力選手を引き抜くことで、ドイツ1強状態を作り上げてきた。
ただ、ドルトムントは今後国内リーグでの競争力を維持するためにライバルクラブへの移籍を認めない方針で固まったようだ。
今冬の移籍市場でチェルシーへ新天地を求めることとなったMFクリスティアン・プリシッチ。
今季終了までレンタル契約でドルトムントに在籍することとなるプリシッチだが、同選手の移籍交渉の際バイエルン以外への移籍を容認していたという。
ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、所属選手のバイエルン移籍について次の通りコメント。
「 うちの選手の1人が来年、バイエルン・ミュンヘンのユニフォームを着ることは除外できるだろう。これに関しては手を打っている。うちには( 選手との契約には )契約解除条項は存在しない 」
多くの主力選手がバイエルンへ引き抜かれてきたドルトムント。
今季、リーグ優勝に向け好調を維持しており、バイエルンから触手が届くことは容易に想像できる状態にある。
今回のドルトムントの声明はブンデスリーガ1強に終止符を打つこととなるのか注目だ。
ボルシア・ドルトムントが絶縁を示唆?
バイエルン・ミュンヘンへの選手流出を阻止へhttps://t.co/R2UGmajugM— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) January 17, 2019