ヴェンゲル監督がパリSG会長職に就任か?手腕が認められ現場総責任者に指名へ

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 今季限りでアーセナルを退任するアーセン・ヴェンゲル監督が、パリ・サンジェルマンの会長職に就任する可能性が報じられた。
 ウナイ・エメリ監督が今季限りで退任するパリSG。

 

 新監督人事に急いでおり、トーマス・トゥヘル氏を指揮官に迎える方向で調整が進められている。
 一方で、ナセル・アル・ケライフィ会長筆頭にクラブを牽引する現経営陣のクラブ運営は限界を露呈しており、新たなサイクル構築に向け大きな決断が必要だろう。

 

 アーセナルで指揮官以上の職務を遂行し続けてきたヴェンゲル監督。
 マネジメント能力は高く、欧州サッカー界での政治力も高い。

 

 現経営陣は、ヴェンゲル監督とトゥヘル氏のマネジメント能力に加え、潤沢な資金でクラブの強化を計画しているのかもしれない。
 問題は、ヴェンゲル氏がどこまで監督業という仕事を割り切っているかどうか。

 

 アーセナル退任時、クラブとの現行契約を全うすることを望んでいたことを考えると、他クラブを率いる可能性や代表監督就任の可能性も残されている。
 パリSG会長職を受け入れることとなれば、現場の第一線から身を引くこととなるが、ヴェンゲル監督はどのような決断を下すこととなるか注目が集まりそうだ。

 

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