マドリー新監督決定へ、スペイン代表を指揮するロペテギ監督招聘

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 新監督人事に揺れるレアル・マドリー。来季から現スペイン代表監督のフレン・ロペテギ監督がクラブを率いることを正式発表した。
 ジネディーヌ・ジダン前監督の突然の辞意により、新監督招聘に動いていたマドリー。

 

 本命とされていたトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督やドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督の招聘に失敗。
 クラブOBのフェルナンド・イエロ氏やグティ氏、ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督等への関心も噂されてきたが、最終的に現スペイン代表指揮官招聘で幕引きとなった。

 

 ロペテギ監督は、ロシア・ワールドカップ本大会終了後に、マドリー指揮官に着任することとなる。
 マドリーの下部組織出身であるロペテギ監督。

 

 当時、正守護神を務めていたイケル・カシージャスの後塵をはいし、スタメンのポジションが確保することができず、直接ではないにせよ最大のライバルであるバルセロナへ加入するなどし大きな話題を集めた。

 

 失意で終えたEURO2016終了後にスペイン代表監督に就任したロペテギ監督は、世代交代を推し進めスペイン代表に不足していた戦術を新たに組み込むなど代表チームの改革を断行。

 

 就任以降、無敗を続けロシア・ワールドカップ本大会出場を決めている。
 スペインサッカー連盟は、指揮官の手腕を高く評価し2020年までの新契約を締結。

 

 だが、ワールドカップ本大会開幕前に一転してマドリー指揮官就任が決定した。
 ジダン前監督の下でチームの平均年齢が上がり若返り化必須のマドリー。

 

 若手選手の急成長や、主力のクリスティアーノ・ロナウド、ギャレス・ベイルが退団を匂わすなど、この夏は大きな転換期を迎えている。
 前人未到のチャンピオンズリーグ4連覇、そしてリーグタイトルを奪い返すべくロペテギ新政権の歩みがスタートする事となる。

 

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