レアル・マドリー退団示唆のクリスティアーノ・ロナウド。
クラブ残留の条件は、年俸8000万ユーロの高額のサラリー要求へhttps://t.co/dE3ZgxUH16— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 6, 2018
レアル・マドリー所属のFWクリスティアーノ・ロナウド。今夏の移籍市場での去就が注目されている。
チャンピオンズリーグ決勝のリヴァプール戦終了直後にクラブ退団を示唆したC・ロナウド。
その後、この発言を訂正するようなコメントを残したものの、去就は不透明。
マドリーとC・ロナウドの間で残留に向けた交渉もスタートしているというが、同選手はクラブ側に残留の条件に驚愕の条件を突きつけたようだ。
C・ロナウドは、クラブと新契約を締結する場合、推定8000万ユーロという巨額のサラリーを求めているという。
世界最高峰の選手の一人だと言われるC・ロナウド。
年俸面でバルセロナ所属のFWリオネル・メッシ、パリ・サンジェルマン所属のFWネイマール等に大きな遅れをとっている。
メッシは、バルセロナから推定4000万ユーロ。
そして、ネイマールはパリSGから推定3680万ユーロのサラリーを受け取っている。
C・ロナウドは、常々世界最高の選手はそれに見合うだけの報酬を得るべきだと主張しており、サラリーレースでもトップを独走したいという考えの持ち主。
今回の契約延長で“ 年俸世界一 ”になることを望んでいるようだ。
だが、ここで問題がある。
メッシ、ネイマール共に所属クラブでシーズンを通して試合を決定づけるパフォーマンスを披露する。
だが、ここ2シーズンのC・ロナウドのパフォーマンスに関して言えば大きな疑問が残るはずだ。
戦力、そしてマーケティング面においても未だ絶大な影響力を持つC・ロナウドだが、年齢、そして徐々に低下するパフォーマンスを考慮した場合、選手側が求める高額なサラリーは適正額かどうかは…
今季序盤に、契約延長が予定されていたが未だ新契約のオファーが提示されていない現状を考えるとクラブ側が何等かの理由で躊躇していることは明白なのかもしれない。
ここ数年、メディアを通じてクラブ側に対し退団を示唆するコメントを残し、好条件の契約を引き出し続けてきた感のあるC・ロナウド。
果たして、選手側の思惑通りクラブから高額のサラリーを引き出すことができるか。
未だ高い決定力を誇るものの、選手としての引き出しが徐々に少なくなり始めた感のある同選手にクラブがどのような決断を下すこととなるか注目が集まりそうだ。