ACミラン所属のGKジャンルイジ・ドンナルンマ。今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマンへの移籍が既成事実として報じられている。
仮に、この移籍オペレーションが実現した場合、ミランは代役にナポリ所属のGKホセ・マルエル・レイナ獲得に動くこととなるようだ。
ミラン、19歳守護神の後釜に35歳? ナポリのスペイン代表GKと大筋合意か
ナポリとの契約が今季で満了するGKレイナと基本合意に達したと報じられているhttps://t.co/Ca7Bs0yDbu pic.twitter.com/FsEIImLg7L
— フットボールチャンネル⚽️ (@foot_ch) February 26, 2018
若干19歳の若きイタリア代表GKであるドンナルンマ。傾きつつあるクラブの財政面と一部のウルトラスの批判によりミラン退団を真剣に検討。
昨年夏に引き続き、今夏の移籍市場でもその去就が大いに注目されることになるとされており、今後の動きに注目が集まっている。
ドンナルンマという絶対的守護神の放出をミランが許可せざるを得なくなった場合、クラブは即戦力の実力者の獲得が急務。
そんな中、浮上したのがナポリのゴールマウスを守るベテランGKレイナだ。
ナポリとの現行契約が満了を迎えるレイナ。現時点でクラブ側は新契約締結に向けた動きは見背ていない。
新契約交渉が行われなければ、今季終了後にフリートランスファーで新天地を求めることとなる。
今季、リーグ戦で24試合に出場し半数となる12試合をクリーンシートで終えるなど、そのパフォーマンスは未だ健在。
なによりも、過去多くのビッグクラブでプレーしてきたことを考えると、ミランというクラブでのプレーは十分に耐えうることができる存在だろう。
だが、懸念されるのが玲奈の年齢だ。来季スタート時点で36歳を迎えている大ベテランGKには多くを求めることは困難。
ドンナルンマの成長で向こう10年は守護神問題から決別できると踏んでいたミランにとって、1~2年で現役を退く可能性がある選手との契約はリスクが高いと考えるのが妥当か?
一部のメディアで伝えられた通りFCポルト所属のGKイケル・カシージャスがセリエA挑戦を表明していることもあり、若き人材をイタリア国外で流出しベテラン選手でそれを補うという図式がリーグ内で実現する可能性は十分に考えられるのだが果たして。