新監督招聘に注目が集まるディポルティボ。クラブは新監督にクラレンス・セードルフを迎えたことを正式発表した。
先日、成績不振を理由にクリストパル・パラロ前監督を解任していた。
後任に、マルティン・ラサルテ氏やパチューカを率いるディエゴ・アロンソ監督等をリストアップしていたが、両者の招聘が事実上困難なことがわかり、第三候補であったセードルフ氏を新指揮官に招聘した。
両者の契約期間は、今季終了後まで。暫定監督という形で就任することとなりそうだ。
セードルフ氏は現役時代、アヤックスやレアル・マドリー、インテル、ACミランといったビッグクラブに在籍しチャンピオンズリーグ4回優勝など数多くのタイトルを獲得していた。
指揮官としても、その手腕が高く期待されてきたが船出となった14−15シーズン途中にACミランを率いたものの、失意の形でシーズンを終了。
その後、中国2部の深センFCを率いるものの、1部昇格に導くことができず現役時代とは裏腹に結果を残すことができずにいる。
今季、リーグ第22節を終了した時点で、2部リーグ降格圏内の18位に位置しているディポルティボ。
リーガ・エスパニョーラ残留が目標となるが、セードルフ新監督は限られた戦力で残留をつかみとることができるか注目が集まりそうだ。