今冬の移籍市場でインテルからガラタサライへレンタル契約で新天地を求めたDF長友佑都。
ガラタサライとの契約は今季終了までとなているが、長友の代理人を務めるフェデリコ・パストレッロ氏が移籍の舞台裏に関して興味深いコメントを残した。
「 最近は出場機会が少なかったことが理由だ。ルチアーノ・スパレッティ監督は別のオプションを選択した。それは今も変わらない。ワールドカップが控えており、各国代表選手が最高峰の大会へ向けて万全の準備で挑めるよう継続的にプレーしたいと思うのは普通のことだ 」
同時に、ガラタサライとの現行契約が満了した時点の去就についても説明している。
「 5ヶ月間のレンタルで、その後インテルへ戻る。シーズン終了後、ロベルト佃氏、インテルとともにその時の状況を判断し、決断を下すこととなる 」
長友は、インテルとの現行契約は2019年までとなっており、来季以降の去就は注目されている。
インテル退団時、サイドバックでの長友のクラブ内の序列は5番手と苦しいポジションを強いられていた。
ガラタサライで結果を残すことは最低限のノルマだが、世代交代のことを視野に入れれば移籍金が発生する来夏が売り時と考えているかもしれない。
なお、この冬に長友の去就に関心を示していのは、ガラタサライ以外にもフェネルバフチェやベティスが注視。
長友が、欧州で継続した挑戦を模索しているのであれば、完全契約でイタリア国外の挑戦がポジティブな結果であることが必須と考えるのだが。