ジダン監督の威厳は低下? マドリーが今冬にケパ獲得に向け再交渉

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 レアル・マドリーは、今冬の移籍市場でアスレティック・ビルバオ所属のGKケパ・アリサバラガ獲得に注視している。
 この交渉、クラブを率いるジネディーヌ・ジダン監督の鶴の一声で交渉が沈静化した印象があるが、水面下では交渉が進められていたのかもしれない。

 

 今季終了後にビルバオとの現行契約が満了を迎えるケパ。獲得には、2000万ユーロの契約解除金満額を支払うことが必要。
 だが、マドリーが用意したオファーは契約解除金以上の額を支払うことで、ビルバオと友好的な解決を試みようとしている。

 

 ケパとはこの冬の移籍で基本合意を取り付けており、残すはクラブ間交渉のみ。
 交渉合意寸前まで伝えられたケパ獲得だが、ジダン監督は守護神の補強に否定的な意見を持ちクラブと真っ向から対立していた。

 

 去就が注目されているケパだが、ビルバオの姿勢は強固。同選手との契約延長の可能性を模索しており、ホス・ウルティア会長は、『 選手側の希望を全て受け入れる 』とコメントし、同選手慰留に向け全力を注ぐ決意のようだ。

 

 何れにしてもマドリーは、ジダン監督とビルバオの両者を説得しなければならない現状にある。
 ケイラー・ナバスの信頼の低下、キコ・カシージャスの放出など、ケパ獲得で守護神人事は大きく動くことは間違いなく、今後の動きに注目が集まりそうだ。

 

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