サウサンプトン所属のDFフィルジル・ファン・ダイク。今冬の移籍市場でマンチェスター・シティが獲得の可能性を示唆。
ファン・ダイクは、すでにサウサンプトン退団を示唆しており、リヴァプールが獲得に向け動いている。
リヴァプールとファン・ダイクは相思相愛と伝えられ、今夏の移籍市場で取引が成立すると見られていた。
だが、リヴァプールがこの取引で不正な手段で同選手と接触したとサウサンプトンが非難。
合意間近とされてきた両者の取引は、リヴァプールが身を引くことで頓挫。
最終的にサウサンプトン残留を決めていたファン・ダイクだが、クラブ側にトランスファーリクエストを提出するなど、来夏の移籍は既定路線とされている。
そんな中、新たな争奪戦へ参戦することを決断したのがシティだ。
シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が最終ラインの駒不足に苦慮している。
DFニコラス・オタメンディを評価しており、今季終了後に最終ラインに大幅なテコ入れが考えられる。
強力なスカッドが揃うシティだが、DFヴァンサン・コンパニは度重なる負傷に悩まされ、DFジョン・ストーンズも負傷で離脱している。
DFエリアカン・マンガラは、グアルディオラ監督の構想外とされており、CBは事実上の駒不足状態。
プレミアリーグ、そして悲願のチャンピオンズリーグ制覇に向け、今季好調をキープするシティは、負傷者が相次ぐCBのポジションにファン・ダイクをトップターゲットとし、今冬の移籍市場で獲得に動くとされている。
シティ、そしてリヴァプールの両クラブ間で行われる熾烈な争奪戦。
一度は、リヴァプール移籍で基本合意に達していたファン・ダイクは、新天地にどのクラブチームを選択することとなるか注目が集まりそうだ。