アーセナルがガブリエウ・ジェズス獲得を正式発表

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 アーセナルが、マンチェスター・シティ所属のFWガブリエウ・ジェズスを獲得したことを正式発表した。
 先日、ジェズス獲得でシティとクラブ間合意報道が伝えられたばかりだが、正式手続きを経てついに加入が決定。

 

 ジェズス獲得でアーセナルはシティに対し移籍金4500万ポンドを支払い、選手とは2027年までの5年契約を締結することになるという。
 なお、ジェズスはアーセナルで背番号「9」を背負い新シーズンを迎えることになるという。

 

 アーセナルは、昨冬の移籍市場でFWピエール=エメリク・オーバメヤンをバルセロナに、そして今夏にFWアレクサンドル・ラカゼットが契約満了でリヨンへ復帰した。
 長きに渡り得点源として活躍していた両選手が退団したため、今夏のCF補強は急務だった。

 

 ジェズスがマーケットに出回る要因となったのが、シティがFWアーリング・ブラウト・ハーランドとFWフリアン・アルバレスを獲得したため。
 シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、ジェズス残留に期待を寄せるコメントを残したものの出場機会確保を目指していたジェズスは移籍を志願。

 

 一時、レアル・マドリーへの移籍も噂されたが、最終的に獲得に向け調整を続けていたアーセナルへの移籍が決定した。
 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、シティでアシスタントコーチを務めていた当時、ジェズスの指導経験がある。

 

 アルテタ監督就任で大きく息を吹き返し上昇気流に乗るアーセナルへの移籍は、ジェズスにとっても良い決断となるだろう。
 新シーズン、ジェズスに求められるのはシティで見せていたような得点力と周囲との連携だろう。

 

 幸いにも、アプローチは異なるもののシティに近いスタイルのサッカーを展開するアーセナルだけに、短時間でフィットし大きな結果を残すことを期待していきたい。

 

 

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