トッテナムがバルセロナ所属のFWメンフィス・デパイ獲得に関心を示しているようだ。
すでに獲得に向け両クラブは接触し、正式オファーを提示したという報道もある。
昨年夏の移籍市場でバルセロナに加入したデパイ。
加入直後から即戦力として活躍し、今季リーグ戦19試合に出場し10ゴールをマーク。
チーム得点王として活躍を続けてきたデパイだが、クラブが今冬の移籍市場で攻撃陣の補強を行ったこともあり先発から遠のいているのが現状。
デパイに対するシャビ監督の評価は厳しい。
今冬に獲得したFWピエール=エメリク・オーバメヤンや、FWフェラン・トーレスに出場機会を奪われ、リーグ前半戦構想外だったFWルーク・デ・ヨングとのポジション争いにも敗退。
加入わずか1年での退団も噂されており、セリエAのクラブからの関心も伝えられていた。
そんななか浮上したのが前線の補強を模索するトッテナムからの関心だ。
トッテナムは、今夏の移籍市場でFWハリー・ケインに退団の噂がある。
この絶対的エースは、昨年夏にマンチェスター・シティ移籍が目前に迫ったものの、ダニエル・レヴィ会長が最後まで首を縦に振らず交渉は破断。
移籍騒動が最後まで尾をひき、ケインは今季苦しいシーズンを過ごしている状況にある。
トッテナムを率いるアントニオ・コンテ監督は、移籍の噂が後を絶たないケインの代わりとなるストライカーの獲得を求めており、クラブフロントはバルセロナで出場機会を失うデパイをターゲットとしているようだ。
報道によると、トッテナムはバルセロナに対しデパイ獲得に向けたオファーを提示したとのこと。
このオファーに対し、現時点でバルセロナは回答をしていないという。
具体的なオファーの内容は不明ながらも、バルセロナは今夏の移籍市場でボルシア・ドルトムント所属のFWアーリング・ブラウト・ハーランド獲得を模索しており資金捻出を模索。
バルセロナは依然として巨額の負債に苦しんでおり、新戦力確保に向けサラリーキャップの枠を開ける必要がある。
トッテナムがデパイ獲得に向け、どのような条件を提示したかは不明だ。
しかし、バルセロナは前線に豊富なタレントを擁していることを考えれば、デパイへ届いたオファーを真剣に検討しているはずだが果たして。
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バルセロナ所属のFWメンフィス・デパイ獲得に関心https://t.co/sAjgZUuozx— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 15, 2022