ユヴェントスが、マンチェスター・ユナイテッド所属のMFジェシー・リンガード獲得に関心を示しているようだ。
現在ユヴェントスは、FWパウロ・ディバラと契約延長交渉を続けているが未だ締結に至っていないのが現状。
ディバラとユヴェントスの現行契約は今季終了まで。
このまま延長交渉が不調に終わるようなことがあれば、新戦力確保に動かなければならなくなる。
そんななかユナイテッドで出場機会が限られており、今夏の移籍市場で移籍が噂されているリンガードをユヴェントスは新たにリストアップしたようだ。
ユナイテッドとリンガードの現行契約は今季終了まで。
昨季、レンタル契約でウェストハムへ新天地を求めリーグ戦16試合に出場し9ゴール4アシストという活躍を披露し今季からユナイテッドへ復帰。
しかし、クラブは昨年夏の移籍市場でFWクリスティアーノ・ロナウド、FWジェイドン・サンチョ両選手を獲得。
必然的にリンガードに与えられるチャンスは限られており、今季のユナイテッドでは本来のパフォーマンスを披露することができていない状況にある。
ユナイテッドは、来季に向けラルフ・ラングニック暫定監督の下戦力の精査が行われており、夏のマーケットで大量の選手売却が噂されている。
ユナイテッドでポジションが約束されていないリンガードは、すでに他クラブと移籍に向け自由に交渉が行える状況下にあり、ニューカッスルやウェストハム、バルセロナといったクラブが接触を試みているとも。
ユナイテッドの現スカッドを鑑みると、現在29歳のリンガードと契約を更新するかどうかは大きな疑問符が残る。
ラングニック暫定監督はスカッドのスリム化を改革の一つとして掲げていることを考えると、リンガードはこのまま契約満了で退団する可能性が高いとも考えられる。
ユヴェントスが、リンガードを獲得する条件は、ディバラとの契約問題にあるだろう。
仮に、ディバラが新たな挑戦を希望しユヴェントス退団を決断すれば、代役にリンガード争奪戦に名乗りを挙げることになる。
ユヴェントスは、自由契約の選手を獲得することを得意としており、争奪戦に本格参戦となれば有利に交渉を進める可能性も。
リンガードは、プロキャリアを全てイングランドで過ごしており、2022年に開催されるカタール・ワールドカップ本大会出場を考慮すればプレミアリーグのクラブでプレーすることを望むと予想。
2021年10月にサウジアラビアの資本が注入されることとなったニューカッスル、スティーヴン・ジェラード新監督を招聘し好調をキープするウェストハム。
両チームは今冬の移籍市場でも精力的な戦力補強をおこなっており、今夏にもその期待は大きい。
さらなるチーム強化に向け移籍金ゼロで獲得できるリンガードは両クラブにとって大きなメリットであることは間違いない。
一方、現在深刻な財政難に苦しむバルセロナ、ユヴェントスの両クラブが潤沢な資金力を持つニューカッスルらと対等に渡り歩くためには選手を納得させるだけの提案と諸条件を提案することができるかどうかにかかっているわけだが果たして。
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マンチェスター・ユナイテッド所属のMFジェシー・リンガード獲得を画策https://t.co/PIDNOUcPX1— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) February 7, 2022