トッテナム所属のMFデレ・アリ。クラブは、今冬の移籍市場でデレ・アリ退団を容認することを決定したようだ。
現地報道によると、デレ・アリは自身の将来についてクラブと交渉を行なっており、キャリアを復活させるための退団を快諾をえた模様。
ダニエル・レヴィ会長は、デレ・アリを完全移籍での放出を望んでいるものの、冬のマーケットは依然として冷え込んだ状況が続いており、買取義務または買取オプションが付随したレンタル移籍での取引となる可能性も残されている模様。
2015年にMKドンズからトッテナムへ移籍し、中心選手として活躍。
加入初年度となる15-16シーズンはプレミアリーグで33試合に出場10ゴール9アシストを記録。
翌16-17シーズンにはプレミアリーグで37試合に出場し18ゴール9アシストを記録し、チームを2位に導く原動力となった。
この活躍で、トッテナムを代表する選手へと成長したデレ・アリ。
移籍マーケットが開くたびに移籍が噂され、一躍注目を集めたがその後大きくキャリアを崩すことに。
要因は、度重なる負傷の影響や素行不良などピッチの外にまで問題が。
急成長を果たしていたデレ・アリだったが、負傷の影響でイメージ通りのパフォーマンスを見せることができなくなり暗黒の時代に。
今季もアントニオ・コンテ監督就任ご出場機会は限定的で、コンテ監督の信頼を勝ち得ることができていない。
すでに、コンテ監督は自身の構想にデレ・アリを含めておらず、今冬の売却に同意しているようだ。
トッテナムは、コンテ監督が希望するであろう選手を獲得すべく資金捻出が必須。
デレ・アリを完全移籍で売却し資金捻出を狙うが、高額な移籍金設定に買い手が現れるかどうかが不透明。
一時、1億ポンドと見積もられた移籍金だが、近年の丁重なパフォーマンスで市場価値は低下。
満額での取引は考えにくいが、それでも高額であることは間違いない。
イングランド国内での移籍となれば、ビッグネーム獲得を狙うニューカッスルが獲得に動く可能性も予想できなくもないが。
現時点で、デレ・アリ獲得に関心を示す具体的なクラブ名は伝えられていないが、トッテナムは本気でデレ・アリ売却に動いているようで、2022年を迎えたタイミングで大きな動きがみられるかもしれない。
トッテナム
今冬の移籍市場でMFデレ・アリ売却を容認へhttps://t.co/Zf283uXgoT— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) December 13, 2021