フランクフルト所属のDFマルコ・ルス。今季限りで現役を引退することを発表した。
引退後は、クラブのアナリストとして活躍することを同時に発表。
「 このクラブでプロになり、これほど長い時間を過ごし、特別なファンの前でプレーできたことを誇りに思う。カップ戦での優勝は僕の記憶に残り続けるよ。たとえ難しい時期でも、毎試合、楽しんでいた。それと同じように、僕の心のクラブでの新たな挑戦を楽しみにしているよ 」
1996年にフランクフルトの下部組織に入団したルス。
2004年にトップチームデビューを果たし、2011年夏にヴォルフスブルクへ新天地を求めていた。
その後2013年冬にレンタル契約でフランクフルトに復帰すると、同年夏に完全移籍で復帰。
順調なキャリアを歩んでいた2016年に片側の睾丸に悪性腫瘍が見つかり離脱。
実に285日間の離脱を経験したのちに戦列へ復帰。
今季、現地時間2019年8月15日に行われたヨーロッパリーグ予選3回戦のファドゥーツ戦にキャプテンマークを巻いて出場したものの負傷離脱で途中交代。
診断の結果、アキレス腱断裂と言う大怪我で長期離脱が確定。
今季、ここまで公式戦1試合の出場のみにとどまってきた。
長きにわたりフランクフルトで活躍を続けてきたルス。
フランクフルトでは公式戦通算328試合に出場。
最も大きな成果は、17-18シーズンに成し遂げたDFBポカール優勝だろう。
キャリアのほとんどをフランクフルトで過ごしてきたルス。
現役引退後は裏方としてチームを支える活躍を見せてくれることになるだろう。
フランクフルト所属のDFマルコ・ルス
今季限りでの現役引退を発表https://t.co/eM8tBRjKZA— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 26, 2020