ボルシア・ドルトムント所属のFWアーリング・ハーランド。レアル・マドリーがハーランド獲得に関心を示しているという。
今夏の移籍市場でストライカーの補強を模索するマドリー。
クラブを率いるジネディーヌ・ジダン監督は以前から獲得を熱望してきたのがリヴァプール所属のFWサディオ・マネだ。
だが、リヴァプールは売却交渉に応じず交渉は難航。
そんななか、近年急成長してマーケットを騒がせるハーランド獲得にプライオリティを置いているとのこと。
CFのポジションの世代交代を進めなければならないマドリー。
カリム・ベンゼマのパフォーマンスが如実に低下し得点力不足に頭を抱えているのが現状。
爆発的な得点力を持つハーランドが理想的な人材だとジダン監督は考えているのかもしれない。
ハーランドは、今冬の移籍市場でザルツブルクからドルトムントへ移籍。
リーグ戦11試合に出場し12ゴールをマークし欧州を席巻する活躍を披露。
この活躍を受け、メガクラブから多く注目を集めることに。
実際に獲得に動くことになれば、マネよりも安価な移籍金での獲得が可能と予想。
19歳と年齢も若く巨大な伸び代を残す選手である。
ドルトムントでの活躍と同レベルの活躍をマドリーで披露できれば、向こう10年間は得点力不足に頭を抱える必要はないかもしれない。
ただ、問題はある。
ハーランドの代理人が、ミーノ・ラオイラ氏であるという点だ。
マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、同代理人と一定の距離を保ちマーケットでの活動を続けてきた。
昨年夏、ジダン監督が獲得を熱望したマンチェスター・ユナイテッド所属のMFポール・ポグバ移籍交渉が遅々として進まなかった要因も代理人の存在が起因していたとの噂も。
選手として飛躍的な成長を遂げるハーランドの存在は魅力的だが、ライオラ氏が介入することでクラブは対処に大きな混乱を強いられることになるのは明白。
マドリーは、すでにプランBとしてアーセナル所属のFWピエール=エメリク・オーバメヤンをリストアップしているとの報道もあり、今後の動きに注目が集まりそうだ。
レアル・マドリー
ボルシア・ドルトムント所属のFWアーリング・ハーランド獲得に動くhttps://t.co/Gv8xWv5EDv— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 29, 2020