ユヴェントスとミランで大型トレード案が浮上、ベルナルデスキとパケタが放出候補者に

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 ユヴェントス所属のMFフェデリコ・ベルナルデスキとACミラン所属のMFルーカス・パケタが、今冬の移籍市場でトレード移籍する可能性が報じられた。
 ユヴェントスは、今冬にベルナルデスキの退団を視野に入れ、当初バルセロナ所属のMFイヴァン・ラキティッチとのトレード案が浮上。

 

 だが、バルセロナ内でラキティッチの序列に大きな見直しが加えられた影響で交渉は破断。
 一方、ミランは2019年1月にミランへ加入して以降、本来のパフォーマンスを披露できずにいるパケタ売却を模索。

 

 現在、メンタルに大きな問題を抱えるパケタには、ミラン移籍の際に交渉に大きく関与したパリ・サンジェルマンでSDを務めるレオナルド氏が獲得の可能性を探っているとのこと。
 そんななか、ミランとユヴェントス間でニーズが一致しトレード実現に向け交渉が進められているとのこと。

 

 ユヴェントスを率いるマウリツィオ・サッリ監督がパケタ獲得を熱望。
 指揮官は、将来に大きな期待が寄せられるベルナルデスキにプライオリティを置いてないため、トレード候補として浮上。

 

 ミラン側も、トップ下で高パフォーマンスが期待できる選手獲得を模索。
 ベルナルデスキは、今季終了後に開催されるEURO2020本大会出場に向け、クラブレベルでの出場機会を欲している。

 

 一方、ミラン順応に問題を抱えレオナルド氏という大きな後ろ盾を失ったパケタは、環境を変えることを模索。
 市場価値や選手が受け取るサラリー面を考えると、両選手はバランスが良く無償トレードが成立する可能性はある。

 

 ただ、財政状況に問題を抱えるミランが、ベルナルデスキが受け取る推定400万ユーロのサラリーを容認するかどうかが交渉の鍵となりそうだ。
 両選手には、欧州を代表するビッグクラブが動向を注意深く見守っている現状にあるが、イタリアを代表する両クラブでトレード交渉が進められていくことになるか注目だ。

 

 

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