昨季を最後にACミランを退団したFW本田圭佑。
今夏の移籍市場でフリートランスファーで新天地探しを行なっている本田の去就が注目されている。
複数のクラブが獲得に関心を示しているとされているが、トルコ・スーパーリーグのガラタサライが本田獲得に向け注力していた。
ガラタサライは、本田獲得に対し年俸200万ユーロの2年契約をオファー。
より高いレベルでのプレー、そして出場機会を必要としている本田にとって魅力的なオファーであったに違いない。
残すは本田側の決断に委ねられていたが、本田はトルコ挑戦を良しとしなかったようだ。
ガラタサライは、この夏MFウェズレイ・スナイデルの移籍が濃厚とされており、その代役に本田を指名。
本腰を入れ獲得に動いていたようだが、本田はクラブ首脳陣の姿勢に不満を感じたようだ。
具体的な内容は明らかにされていないものの、ガラタサライは、トルコリーグで覇権奪還に向け注力している現状にあり代表級の選手の獲得が必要であることは間違いない。
特に、トルコで大きなインパクトを残したオランダ代表MFが退団することとなれば、相応の人材を確保しなければならない。
その一人として本田が指名されたわけだが、ここ数年ピッチから遠ざかっている本田に対しガラタサライの首脳陣は良しとしていなかったのかもしれない。
いずれにしても本田の去就は、再び白紙に。
現時点で本田獲得に関心を示しているのは、ラス・パルマスやレバンテといったリーガ勢、そしてトルコのトラブゾンスボルなどリーグ中位のクラブが興味を示している。
本田に残された時間は限りなく低い。
新チームに順応すべく、各クラブがプレシーズン開幕までに契約書にサインしておきたいところであり、今後兄であり代理人を務める弘幸氏が、どこまで本田の思いを汲み取りベストな移籍先を探ることができるか注目が集まりそうだ。