バイエルン・ミュンヘン所属のMFレナト・サンチェス。スウォンジー・シティが１年間のレンタル契約でレナト・サンチェス獲得したことを公式発表した。
今夏の移籍市場で去就が注目されていたレナト・サンチェス。
昨季、カルロ・アンチェロッティ監督の下で出場機会をつかむことができず、苦しいシーズンを過ごしていた。
今期も準レギュラーの域を脱することができず、出場機会は限定的。
不満を漏らす選手は、夏のマーケットで完全移籍を辞さない構えで新天地探しを行なっていた。
だが、バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは、レナト・サンチェスの完全移籍は認めず、レンタル契約で修行を積ませる考えを明らかにしていた。
レナト・サンチェスには、複数のクラブが獲得に関心を示していたが、完全契約での獲得を目指すクラブが多く、バイエルンが提示した条件を快諾するクラブは徐々に減少。
そんな中、スウォンジー・シティを率いるポール・クレメント監督がレナト・サンチェス獲得を熱望しクラブに獲得を要請。
レナト・サンチェスのポテンシャルを高く評価するクレメント監督は、共にバイエルンで仕事をした経験があり、スウォンジーでの再開を願っていた。
スウォンジーとバイエルンの契約には、オプションは付与されていない。
1シーズン、プレミアリーグでプレーすることとなるレナト・サンチェスは、シーズン前半戦で与えられる出場機会を掴み取りスタメンとして活躍することが期待されている。