アウクスブルク所属のFW宇佐美貴史。ブンデスリーガ2部で戦うフォルトゥナ・デュッセルドルフへレンタル契約で移籍することが明らかとなった。
契約期間は今季終了後まで。買い取りオプション等の条件は付与されていないという。
昨年夏の移籍市場でアウクスブルクへ加入した宇佐美。
ブンデスリーガ復帰が実現した宇佐美だが、アウクスブルクで結果を残すことができず不本意なシーズンを過ごしていた。
今季、復活を賭けて挑んでいた宇佐美だが、今季公式戦3試合連続でメンバーから外れるなど、厳しいシーズン幕開けとなっていた。
日本代表から遠ざかっている宇佐美。インターナショナルウィークで日本代表に召集されなかったことを考慮し、選手本人は現状を好転すべく移籍を望んだのかもしれない。
現地時間30日にデュッセルドルフでのメディカルチェックをパスし、レンタル契約での加入が正式に決定した。
デュッセルドルフ加入が決定した宇佐美は、次のようなコメントを残した。
「 フォルトゥナに加わることができて嬉しいです。ホッフェンハイムの選手としてエスプリ・アレーナでプレーしたことがあり、当時はファンやスタジアムに強い印象を受けました 」
ロシア・ワールドカップ出場を目指し、クラブレベルで出場機会を積み重ねる必要がある宇佐美。
デュッセルドルフは、今季2部リーグ第4節を終了した時点で、リーグ首位につけており高尚なスタートを切っている。
ブンデスリーガ昇格に向け、今季厳しい戦いを強いられることとなる。
宇佐美がクラブの躍進を牽引するパフォーマンスを披露することができれば、アウクスブルク定着も期待でき、日本代表召集の可能性も手繰り寄せることができるのだが。