今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマンへFWネイマールを売却したバルセロナ。
その代役としてボルシア・ドルトムント所属のFWウスマン・デンベレの獲得に成功したが、その飽くなき挑戦は続くようだ。
バルセロナは、かねてよりリヴァプール所属のMFフィリペ・コウチーニョ、パリSG所属のMFアンヘル・ディ・マリアの獲得を画策している。
報道によると、バルセロナはこの夏に両選手の獲得を断行すべく交渉を進めているとのこと。
デンベレで一応の戦力補強に成功したものの、バルセロナは“ 少なくともあと1人 ”の補強を画策しており、ディ・マリアとコウチーニョ獲得に向け、引き続きアタックするとみられている。
より現実的な選択肢はコウチーニョかもしれない。コウチーニョは、クラブ側にトランスファーリクエストを提示。
同時に、チャンピオンズリーグの選手リストに自信を含め内容リヴァプール側に要請しているという。
これまで“ 売却拒否 ”一辺倒であったリヴァプールだが、選手側が態度を軟化させたことで移籍に応じる可能性もある。
引き続き交渉を重ねていくこととなるが、1億ユーロを超える移籍金での取引が必須であり、今後の動きに注目が集まる。
一方、ディ・マリアに関しても、獲得の可能性は潰えていない。
パリSGは、ネイマール獲得に2億2200万ユーロという巨額を投資している。
FFPを鑑みれば、複数名の主力選手の売却は必須であり、ディ・マリア売却の可能性も捨てきれないのが現実だ。
バルセロナにとって、あわよくば両選手を獲得することが実現すれば、ネイマール退団のダメージは少なくすることができる。
相応の投資が必要であることは間違いないが、ネイマール売却益の1億ユーロのキャッシュがノコッチ得ることは間違いない。
コウチーニョ、ディ・マリアのダブル獲りを実現させることができれば、ネイマール退団を払拭するだけのインパクトがある。
マーケット閉幕まで残り1週間を切った今、バルセロナがどのような選手を獲得することとなるか注目が集まりそうだ。