バルセロナは、リヴァプール所属のMFフィリペ・コウチーニョとボルシア・ドルトムント所属のFWウスマン・デンベレ獲得を諦めていないようだ。
逆に、両選手獲得の可能性を模索しており、両クラブへ猛烈にアピールを続けているという。
リヴァプールはこれまで頑なにコウチーニョの売却を否定し続けてきた。だが、バルセロナというメガクラブから関心を寄せられたコウチーニョは、クラブに対しトランスファーリクエストを提示。
これを受け、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、態度を軟化させ条件次第では移籍を容認する意思を示した。
クロップ監督の決断により、コウチーニョ移籍が一気に加速。
だが、リヴァプールはコウチーニョを決した安価な価格で売却するつもりはないだろう。
一説によると、リヴァプールはバルセロナに対し1億ユーロ以上の移籍金を求めているという。
移籍交渉の最低ラインが1億ユーロからとみられており、バルセロナにとって大きな負担となることは間違いないだろう。
一方で、ドルトムントのデンベレ獲得についても精力的に動いている。
マーケット閉幕まで残り2週間となりベンデレ本人はバルセロナへの移籍熱望しており、ドルトムント側に移籍を受け入れるよう示唆。
ドルトムントは、デンベレ放出の条件として1億5000万ユーロに設定。
バルセロナは、ネイマール売却で2億2200万ユーロの移籍金を受け取っている。
コウチーニョ、デンベレのダブル獲りを画策するバルセロナは、シア亭でも2億5000万ユーロ程度の移籍金が必要とされる。
すでに、広州恒大からMFパウリーニョ獲得で4000万ユーロの投資を行なっている。
コウチーニョ、デンベレのダブル獲りで停滞感のある現有戦力のテコ入れを行うことができるだろうか?