カッサーノ、現役引退を発表

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 元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが現役引退を発表した。ジャーナリストのピエル・ルイージ・パルド氏を通じて伝えている。
 現在36歳のカッサーノ。

 

 2017年7月に引退騒動を巻き起こす。
 エラス・ヴェローナに加入するものの、わずか8日でクラブを退団。その後、無所属が続いていた。

 

 現役続行に意欲的な姿勢をみせ、セリエCのヴィルトゥス・エンテッラの練習に参加しオファーを待ち続けていたものの、最後まで選り好みをし所属先が決定することはなく現役引退を迎えることに。

 

「 数日間の練習で、俺には一貫してトレーニングを行う気持ちがないことに気づいた。サッカーをプレーするためには、情熱と才能が必要なんだ 」

 

「 他にやるべきことが見つかった。ここから第2の人生が始まる。俺は好奇心が強いんだ。自分の足に頼らずとも、いいことができると証明していくよ 」

 

 バーリでプロデビューを果たすと、その才能が高く評価され史上最高額の10代選手としてASローマへ移籍。

 

 溢れ出る才能でローマファンやイタリアサッカー界で高く評価され注目され続けてきた“ 悪童 ”だが、成熟しきれない人間性に多くの時間を浪費し、そこそこの選手の地位で留まってしまっていた。

 

 最近では、イタリアサッカー界に大きな苦言を呈すなど、“ 歯に着せぬ物言い ”で大きな注目を集めていた。

 

 カッサーノが第2のキャリアに何を選択するのか注目が集まるが、コメントを考えるとサッカーとは全く無縁の仕事を探すことになるのではないかと予想するのだが。

 

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