アトレティコ・マドリー所属のMFトーマス・パルティ。今夏の移籍市場でアーセナル移籍が噂されるパルティ。
選手本人もアーセナル移籍を志願し、今夏の移籍は確実なものと見られてきたが、ここにきて状況に変化の兆しが見られ始めた。
パルティ残留を求めるアトレティコだが、新型コロナウイルスの影響で経済的ダメージを大きく受けたこともあり売却を決断。
アーセナルへの売却に向け同選手に設定する契約解除金5000万ユーロの条件を要求。
だが、アーセナルは移籍金2500万ユーロに加え1選手譲渡という条件を用意。
両クラブが求める条件は大きく乖離し、同時にアーセナルは契約解除金満額を支払う意思がないことをアトレティコへ伝えた模様。
この動きで交渉は事実上破談に近づきつつある。
ただ、両クラブとも経済的なダメージを軽減する必要があり、今後態度を軟化させる可能性も残されている。
選手本人が移籍を望んでいることもクラブ間交渉を推し進める一つの要因になるかもしれない。
交渉の鍵はアトレティコが移籍金の減額を受け入れるかどうかだろう。
アトレティコ同様、厳しいざいせ面をやりくりするアーセナルにとって、提示できる条件は現在伝えられるのが限度額に近いはず。
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、今なつにパルティ獲得を希望していることもあり今後の行方に注目が集まりそうだが果たして。
アーセナル
アトレティコ・マドリー所属のMFトーマス・パルティ獲得交渉が難航?
両クラブが求める条件に大きな乖離がhttps://t.co/T2NSqBnxkr— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 28, 2020