バルセロナ所属のMFアルトゥーロ・ビダル。今冬の移籍市場で移籍する可能性を示唆した。
「 俺は多くのゲームに帯同したが、プレーしていないことが多かった。これは悲しいことだね。客観的に生きる必要がある。12月までに、またはシーズンが終わった時に、チームにとって自分が重要でないと感じるなら、他の場所に行く決断を下すだろう 」
2018年夏、バイエルン・ミュンヘンからバルセロナへ移籍したビダル。
加入当初、出場機会確保が難しいのではないかと噂されていたものの、結果リーグ戦で33試合に出場。
主力として活躍しリーグ制覇にも大きく貢献した。
選手自身もさらなる飛躍のシーズンと考えていたはずだが、今夏にフレンキー・デ・ヨングを獲得しビダルの出場機会は激減。
リーグ戦で9試合に出場するものの、先発出場は3試合のみ。
クラブの伝統を曲げてまで成果至上主義でチームを牽引してきたエルネスト・バルベルデ監督に退任もささやかれ、ビダルがおかれる状況はますます厳しくなりそう。
仮に噂通り指揮官交代となれば、バルセロナのチーム運営は原点回帰を目指すだろう。
世代交代も推し進めるバルセロナにとって、伝統と大きく乖離した立ち位置にいるびだるの放出は構想内。
ビダルを高く評価するクラブの数は多く、あとはタイミング次第といった状況だとも考える。
今夏にインテルが獲得に関心を示すなど去就が注目されてきたビダルだが、噂が実現することになるのか注目。
バルセロナ所属のMFアルトゥーロ・ビダル
今冬の移籍を示唆https://t.co/nqmBf4FZzu— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) November 30, 2019