トッテナム所属のMFムサ・デンベレ。今季終了後に同選手との現行契約が満了を迎えるため、クラブは今夏の移籍市場でデンベレの売却を急いでいた。
最終的に交渉は一向に進展を見せることはなく、クラブに残留。
指揮官の構想外とみられていたデンベレだが、ここまで公式戦13試合に出場するなど中心選手として活躍。
現在は、右足首を負傷し戦列を離れており、復帰は2019年になると言われている。
そんなデンベレに対し、今冬の移籍市場でユヴェントスとインテルが獲得に強い興味を惹かれているようだ。
両クラブとのもデンベレと同ポジションには豊富なタレントを多く揃えている。
デンベレは、すでにトッテナムから提示された契約更新のファーを拒否したとされており、今季終了後にフリートランスファーで新天地を求めることは確実。
戦力ダウンは否めないものの、夏のタイミングで放出対象とされていた選手だということを考えると、今冬の売却の可能性は十分に考えられる。
移籍金ゼロでの放出も覚悟していたトッテナムだが、冬の売却となればいくばくかの移籍金収益を得ることが可能。
願ってもない話ではあるが、この話を選手がどう受け取るかが問題かもしれない。
ユヴェントス、インテルどちらのクラブに移籍したとしても、代表で中心として活躍する選手とのポジション争いが待っている。
無論挑戦することは大切だが、負傷を抱えている身であることや国外移籍にフィットする時間はある程度必要だし、言葉の問題もある。
多くの難題をクリアする必要がある現状を、デンベレがどう考えているかが最大の関心だ。
いずれにしても、来夏には契約満了でクラブを退団することは必須。
イタリア方面から熱熱なラブコールを受け取るデンベレが、今後どのような決断を下すことになるのか注目だ。
ユヴェントスとインテル
トッテナムで放出候補のMFムサ・デンベレ獲得に動くhttps://t.co/pthlaB4cuF— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) November 29, 2018