指揮官人事に揺れるレアル・マドリー、アントニオ・コンテ氏に振られる?

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 昨季までチェルシーを率いていたアントニオ・コンテ氏。
 レアル・マドリーの次期監督候補最有力と伝えられているが、同氏はマドリー指揮官就任には否定的な考えのようだ。

 

 現地時間29日に、フレン・ロペテギ前監督を成績不振を理由に解任したマドリー。
 暫定監督に、レアル・マドリー・カスティージャを率いていたサンティアゴ・ソラーり氏がトップチームの指揮をとることとなっている。

 

 ただ、マドリーはソラーリ氏と指揮官としての正式契約を締結しておらず、現時点では暫定監督という処遇のまま。
 現役時代、クラブのトップチームでプレー経験のあるソラーリ氏は、元指揮官のジネディーヌ・ジダン氏と似通った部分は多くあるのも事実。

 

 なにより、多くの主力選手( いわゆる重鎮と呼ばれる選手 )から多くの信頼を寄せられており、初陣となる国王杯第4回戦のUDメリリャ戦を” 0 – 4 “のスコアで快勝。

 

 コンテ氏招聘説はいまだに囁かれているところだが、クラブ内部からの反発、今後の補強方針などが不安視されており、招聘に反発する層があるのは事実。

 

 これを知ってかしらぬか、コンテ氏はマドリーから届いたとされるオファーに対し断りを入れたようだ。
 コンテ氏は、チェルシーでの激務を終え現在休養に趣を当てている。

 

 報道では、来夏まで充電期間を延長することを決めたと報じており、シーズン途中でのマドリー指揮官就任の可能性は限りなく低い。
 そのほかにも、夏にも引き抜きを狙ったトッテナムを率いるマウリツィオ・ポチェッティーノ監督もリストアップされている。

 

 コンテ氏がマドリーからのオファーを断ったことが事実であれば、ソラーリ暫定監督が新監督候補に昇華される可能性も十分に残されており、今後の動きに注目だ。
 なお、ポチェッティーノ監督に関しては、シーズン途中の就任の可能性は限りなく低く、動きがあるとしても来夏以降といったところだろうか?

 

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