モドリッチ獲得に動くインテル、高額な移籍金に尻込みし獲得断念へ

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 レアル・マドリー所属のMFルカ・モドリッチ。インテルが、モドリッチ獲得に向けマドリーと接触を続けてきた。
 今季、7シーズンぶりにチャンピオンズリーグへ出場するインテル。

 

 即戦力の補強を断行し、ナインゴラン やデ・フライ、ヴルサリコといった在籍していたクラブで中心選手として活躍していた選手の引き抜きに成功。

 

 勢いに乗るインテルは、ロシア・ワールドカップでMVPを獲得したモドリッチをターゲットに。
 勢いのままマドリーに対し、モドリッチ獲得の可能性を打診。

 

 FFPの問題もあり、買取オプション付きのレンタル契約での獲得をマドリーに打診したが、マドリーはこれを一蹴。
 クラブの良好な関係を保つべく交渉のテーブルにはついたものの、インテルの経緯を欠いたオファーは快く思っていなかったことは間違いないだろう。

 

 マドリーで中心選手として活躍し続けてきてモドリッチ。
 ロシア・ワールドカップでさらに評価を高めたことでペレス会長からの評価はうなぎ上りだろう。

 

 インテルから関心を集めるモドリッチだが、ペレス会長は最低でも1億ユーロの移籍金を求めることを主張。
 現在32歳という年齢から、インテルは取引成立の可能性を感じていたのかもしれないが、1億ユーロの一声に尻込みし移籍交渉から早々に撤退した。

 

 モドリッチ移籍交渉に失敗したインテルは、当初から獲得を狙っていたバイエルン・ミュンヘン所属のMFアルトゥーロ・ビダルの交渉に本腰を入れることとなりそうだ。

 

 

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