補強が進まないレアル・マドリー、バイエルンのレヴァンドフスキ獲得を目指す

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 バイエルン・ミュンヘン所属のFWロベルト・レヴァンドフスキ。
 昨季途中に代理人を変更し、レアル・マドリー移籍を目指してきたが、この動きが加速することになるかもしれない。

 

 レヴァンドフスキの新たな代理人に就任したピナ・ザハディ氏が、マドリーに対し逆オファーを提示。
 ロシア・ワールドカップでの低調なパフォーマンスから、マドリーはレヴァンドフスキ獲得オペレーションにプライオリティは置いていなかった。

 

 だが、本命としてきたトッテナム所属のFWハリー・ケイン獲得の可能性は完全に立ち消え。
 チェルシー所属のMFエデン・アザール獲得交渉も暗礁に乗り上げたことでレヴァンドフスキ獲得が再燃。

 

 とはいえ、バイエルンとの良好な関係を壊すことは望んでいないマドリーは、レヴァンドフスキ獲得に二の足を踏んでいるのは間違いないだろう。

 

 現に、バイエルンのウリ・ヘーネス会長は、レヴァンドフスキの退団を認めず現行契約が存在することを主張。
 マドリーの目下の課題はユヴェントスへ移籍したFWクリスティアーノ・ロナウドの代役確保だ。

 

 近年稀に見る不作のマドリーは、遅々として戦力補強は進んでいない。
 ストライカーを抱える代理人の多くがマドリーに選手の売り込みをかけているのは間違いないが、どの選手もお眼鏡にかかる選手でないことは明らか。

 

 マドリーの理想的なシナリオは、レヴァンドフスキが自らクラブに働きかけ退団を促すことだろう。
 数年前までのフロレンティーノ・ペレス会長なら、自らが欲した選手に巨額の投資は厭わない考えだったが、ここ数年は堅実投資に大きくシフトチェンジ。

 

 今夏もストライカーに巨額の投資を行う考えはなく、レヴァンドフスキ獲得交渉も暗礁に乗り上げる可能性が。
 最悪の場合、新ストライカーの補強を見送り新シーズンに臨む可能性も指摘されているが、果たしてレヴァンドフスキ移籍は実現することとなるのだろうか?

 

 

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