マドリー、今季終了後にベイル&イスコを放出も。一方、130億円で大物FW獲得か
2013年からマドリーでプレーするベイルはこれまで公式戦179試合に出場し79ゴールを挙げている。しかし近年は故障が多く今季もリーグ9試合も欠場するなど不安定なパフォーマンスを指摘されているhttps://t.co/2p97hMQX2X pic.twitter.com/KWSpKWN16U
— フットボールチャンネル⚽️ (@foot_ch) March 29, 2018
レアル・マドリーが、今夏の移籍市場に向け大きな変革を目指しているようだ。
ジネディーヌ・ジダン監督就任以降、その戦力は大きく入れ替わっていない。
Bチーム要員充実という育成路線に大きく舵取りを切り、一応の結果を残すことに成功したマドリー。
だが、チーム全体の高齢化に伴い、今季リーグ戦で苦しい戦いを強いられており、現補強スタイルに限界を露呈していることは間違いないだろう。
そんななか、マドリーは今夏に攻撃陣の刷新を画策。
これまでトッテナム所属のFWハリー・ケインやバイエルン・ミュンヘン所属のFWロベルト・レヴァンドフスキ等本格派ストライカーの補強を画策。
獲得には各選手それぞれに1億ユーロ程度の移籍金が必要になることは言うまでもなく、いかにマドリーといえど巨額の資金をクラブが負担することはFFPの問題もあり現実的ではない。
そんななか浮上したのが、クラブ首脳陣そしてジダン監督から評価を得られていない選手の売却だ。
リストアップされているのが、FWガレス・ベイル、MFイスコ、MFマテオ・コバチッチの3選手だ。
2013年夏にトッテナムから加入したベイルは、これまで公式戦179試合に出場し79ゴールをマーク。
大事な試合でゴールを奪うなど、そのパフォーマンスは高く評価されていたが、近年は負傷を繰り返しており満足できるプレイ時間確保すら難しくなりつつあるのが現状だ。
一方で、ジダン監督から冷遇されるイスコの去就にも注目が集まっている。
類稀なるゲームセンスを有するスペイン代表MFは、代表ウィークのアルゼンチン代表戦でハットトリックの活躍を見せ次のようなコメントを残した。
「 マドリーでは信頼を勝ち取れていないかもしれない。自分が良い選手であることを示したいと強く思っている 」
この発言を鑑みれば、クラブ内での立ち位置に苛立ちを抱えていることは間違いなく、昨年クラブ側と契約を延長したばかりだが、今夏に新天地を求める可能性が高い。
そして、2015年夏にインテルから加入したコヴァチッチには厳しい現実が待ち受けている。
加入3シーズンで着実に成長したものの、クラブトップレベルでプレイするレベルに達していないとクラブフロント陣は考えており、この夏の売却を示唆。
列挙した3選手の中で最も売却に近いポジションに位置するのがコヴァチッチであり、現在受け入れ先を探しているのが現状だ。
いずれにしても、この移籍オペレーション。指揮官であるジダン監督の去就が大きく作用することは間違いなく、クラブ側は監督人事を早期に決着させる必要があるのだが果たして。