チェルシー所属のMFエデン・アザール。クラブ側は、アザールとの2020年まで残す現行契約を延長に向け、交渉を進めている。
だが、アザールの父であるティエリ氏が次のようなコメントを残し契約延長を拒否したようだ。
「 エデンについて私が言えるのは、契約延長を拒んだということだ。自身が強く望むマドリーからの興味に答えるため、断ったようだね。しかし、今現在レアル・マドリーからの接触はない 」
昨季、チェルシーを2シーズンぶりのプレミア王者に導くパフォーマンスを披露したアザール。
今季、骨折の影響もありシーズン開幕こそ出遅れたものの、その後も好調を維持しており低迷するクラブを牽引するパフォーマンスを披露している。
アザールは、もしかしたらチェルシーでの一仕事終わったことを感じているのかもしれない。
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マドリーを取り巻く攻撃陣の高齢化を打開し、バロンドール受賞第二世代の中心選手として活躍が期待されるアザールは、必然的にマドリーへの道が用意されているのかもしれない。
アザールの胸中には、世界最高の個人タイトルであるバロンドール賞と、クラブ最高のタイトルであるチャンピオンズリーグ制覇を目指していることは間違いない。
チェルシーで6シーズン目を迎えたアザールにとって、この夏はステップアップに向け万全の状態にあることは間違いない。
契約延長に向け、今後もクラブ側と交渉を重ねることとなるであろうアザール。
クラブの打診を最後まで拒み続け、意中のクラブチームであるマドリーへ移籍することができるのだろうか?