ACミラン所属のFWカルロス・バッカ。今夏の移籍市場で去就が注目されるバッカは、マルセイユから届いたオファーを前向きに検討しているようだ。
2015年夏にセビージャからミランに加入したバッカ。
苦しい戦いを強いられていたミランに訪れた、一人の救いの神は同クラブでゴールを量産。
昨季も32試合に出場し13ゴールをマークし、チームの中心選手として活躍。
クラブ関係者は、バッカの数字に満足しておらず、同時にこの夏に大型補強を実現させたため、バッカと袂を別つ決断を下したようだ。
この夏、“ クリスティアーノ・ロナウド2世 ”として呼び声高いFWアンドレ・シウバを獲得。
さらに、フィオレンティーナ所属のFWニコラ・カリニッチ獲得にも関心を示しており、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の来季の構想にバッカは含まれていないのかもしれない。
そんなバッカに対し、夏のマーケットで大型投資を画策するマルセイユが関心を示している。
マルセイユを率いるルディ・ガルシア監督がバッカ獲得を熱望。
すでに選手側に対し3年契約のオファーを用意しており、バッカは大きく心を揺さぶられているようだ。
だが、バッカ争奪戦は簡単に終わりそうにない。
バッカ本人は、古巣セビージャ復帰の可能性も探っており、これまで届いた全てのオファーに断りを入れているのが現状。
とはいえ、セビージャからのオファーはバッカの元に届いていない。
自身の去就に危機感を覚え始めているバッカは、マルセイユのオファーを受け入れる可能性が高いとされている。
ミランは、バッカに適切なオファーが届けば放出に向け交渉を進めていくことは明白だ。
バッカをめぐる今後の去就に注目が集まるところだが果たして。