ベティス所属のMFダニ・セバジョス。今夏の移籍市場でスペイン2強であるレアル・マドリーとバルセロナがセバジョス獲得に向け争奪戦を繰り広げている。
去就が注目されるセバジョスだが、ベティスの幹部はバルセロナへのビア客を希望しているようだs。
先日行われたU-21欧州選手権でMVPに輝き、マーケットで注目銘柄に上り詰めたセバジョス。
いち早く獲得に動いたのがマドリーだ。ベティスが設定する1500万ユーロの契約解除金を上回る、2000万ユーロの移籍金を支払う用意を進めている。
マドリーは、セバジョスをこの夏に獲得し、今季レンタル契約でベティスでプレーさせるプランを画策している。
だが、最近この旗色が徐々に変わり始めたようだ。
ベティスでスポーツ部門副会長を務めるセラ・フェレール氏は、セバジョスをバルセロナへ売却する意向であることを口にした。
かつてバルセロナの監督を務めたフェレール氏。
バルセロナとフェレール氏の間で、どのような密約が取り交わされたか疑問。
しかし、バルセロナ側はこのコネクションを有効に活用したことは間違いないだろう。
この夏、いつになく冷静な対応を繰り返すマドリーは、フェレール氏の意思を把握しながらセバジョス獲得交渉を進めていくことを強調しているようだが。