バイエルン・ミュンヘン所属のMFレナト・サンチェス。今夏の移籍市場でACミランがR・サンチェス獲得に関心を示しており、去就が注目されている。
昨季、カルロ・アンチェロッティ監督の下でリーグ戦17試合の出場のみにとどまったR・サンチェス。
バイエルン移籍後、順調に階段を登り続けていたR・サンチェスだが、アンチェロッティ監督の下ではポジション争いにすら加われなかったのが現状だ。
R・サンチェスの去就を握るのは、クラブのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長だ。
ルンメニゲ会長は、同選手の去就について放出を匂わすコメントを残した。
「 彼は来シーズン、多くの試合に出場することはできないだろう。移籍の可能性について議論しているところだ 」
「 私は彼を主にローン移籍で放出することを考えている。今のレナトには試合に出場することが大切なんだ。ミランは彼に興味を持っているが先週の会談以降、交渉は中断している状態にある 」
「 興味のあるクラブは、彼と契約するのに大きな額の移籍金が必要だと理解しなければならない。ミランは底に達していなかった。4800万ユーロほどのオファーであれば十分だろう 」
ミランにとって、R・サンチェスは獲得に値する選手かどうかは不透明。
更に、CFに大物ストライカーの補強を画策しているだけに、今後の動きに注目が集まりそうだ。