トッテナム所属のDFカイル・ウォーカー。マンチェスター・シティがウォーカー獲得に近づいているようだ。
新シーズンに向けサイドバックの世代交代に力を入れているシティ。
複数の選手を補強リストにリストアップしているとされており、先日ユヴェントスとの契約を解消したDFダニエウ・アウヴェス獲得に近づいているとされている。
シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグタイトル獲得に向け、自身のサッカーを存分に表現するためにサイドバックの補強は必須と考えている。
昨年夏より高齢化が危惧されていたシティ。
シーズン中にチーム崩壊の危機が噂されたが、終盤戦になんとか帳尻を合わせシーズン3位でフィニッシュ。
チーム再建に向け、グアルディオラ監督は各セクションの補強をクラブに要請しており、自身のサッカーを表現するには代表級レベルのサイドバックの補強が必要不可欠だと考えている。
そのグアルディオラ監督が補強リストの上位にリストアップしているのがウォーカー。
ホーム・グラウンド・ルールを鑑みても、このイングランド代表サイドバックの補強は有益な選択だ。
なにより、サラリーキャップ制を強いているトッテナムは、クラブトップレベルのサラリーを支払っているウォーカーに対しこれ以上の条件を提示することはできない。
シティは選手側に、トッテナムで受け取るサラリーをはるかに超えるオファーを提示することは間違い無く、移籍は避けられないのが現状だろう。
残すは、トッテナムがシティからより高額な移籍金を引き出すことができるかどうかになるだろう。
トッテナムはすでにDFキーラン・トリッピアーと2022年までの新契約を締結。
ウォーカー退団に備えており、シティ移籍のシナリオは整った。
今回伝えられた情報によると、シティはトッテナムに対し4000万ポンドにインセンティブを付与したオファーを提示すると見られている。
トッテナム側も、適正価格のオファーが届いた場合は放出する意向であるとされており、今後の動きに注目が集まりそうだ。