クリスティアーノ・ロナウドが遂にマドリー退団! ユヴェントス移籍で正式合意

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 レアル・マドリー所属のFWクリスティアーノ・ロナウド。ユヴェントス移籍で正式合意に達したと発表された。
 2009年夏、マンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリーへ移籍。

 

 リーガ・エスパニョーラ優勝2回、チャンピオンズリーグ3連覇など数多くのタイトルをクラブにもたらした。

 

 個人では、6季連続でCL得点王、4度のバロンドール賞( マドリー入団以降 )を受賞し名実ともに世界トップ選手であることを証明した。

 

 C・ロナウドが、ユヴェントスと締結した契約期間は4年、2022年までクラブに在籍することになる。

 

 ユヴェントスは、C・ロナウドの取引でマドリーに対し移籍金1億500ユーロを分割( 2年間 )で支払うことになる。
 なお、C・ロナウドはユヴェントスでは、3000万ユーロのサラリーを受け取る模様。

 

 リオネル・メッシ、ネイマールには及ばないものの、大幅な昇級を勝ち取ることに成功した。
 過去、マドリーで現役を引退したいと語るなど、その関係は蜜月なものとされてきた。

 

 これまで幾度となく退団宣言をしながらも、クラブに残留し続けてきただけに、今回の移籍報道は関係者にとって寝耳に水であったことは間違いない。

 

 移籍を決定づける理由は選手本人にしかわからないことだが、これまでの報道でいくつか想像できることをまとめてみたい。

 

・サラリーの問題
・クラブのバックアップ不足
・フロレンティーノ・ペレス会長との確執( 契約更新問題が理由 )
・スペインでの脱税容疑
・パフォーマンスの限界

 

 そのほかにもあると思うが、メディアで語られている情報は以上だろう。
 この中から、移籍を決定的とさせた要因は2点と考える。

 

・フロレンティーノ・ペレス会長との確執
・スペインでの脱税容疑

 

 リーガで栄光の時を過ごしてきたC・ロナウドだが、近年の国そしてクラブの動きには懐疑的に感じていたことは間違いない。

 

 脱税容疑をかけられた際、クラブのバックアップを受けられなかったことも移籍を決断を早めたと考えてもおかしくなさそうだ。
 では、なぜユヴェントスなのか?

 

 昨季、チャンピオンズリーグ決勝のリヴァプール戦終了時点で、移籍を示唆するコメントを発したC・ロナウド。
 同選手の下には、多くのクラブから獲得オファーが届いたことは間違いなさそう。

 

 特に、古巣マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンや資金力豊富な中国スーパーリーグ、以前同選手が移籍の可能性を示唆したアメリカMLSのクラブがそれだ。

 

 だが、最終的にユヴェントス移籍を決断。積極的な消去法で、選び抜かれた結果なのかもしれない。
 理由はこのように推測する。

 

・プレミアリーグで選手がイメージするだけのプレーを維持することはできない。
・パリ・サンジェルマンには、現時点でネイマールが在籍している。
・中国挑戦は、選択肢としてなかった。
・アメリカ移籍は、年齢そして現時点でのプレーの質を考えると時期尚早。
・チャンピオンズリーグ優勝を掲げる野心溢れるクラブでのプレーを求める。
・クラブ内で絶対的中心選手( 王様 )として活躍できるクラブ。
・リーガやプレミアよりもリーグ全体のレベルが劣るセリエAは、パフォーマンス低下気味の同選手でもトップレベルの選手として活躍できる

 

 真意かどうかは定かでないが、これまでの情報を一つずつ潰してみるとセリエAのユヴェントス挑戦は理にかなっている。
 マドリーでは、C・ロナウドに年間通して安定した得点力を求められる世界屈指のクラブである。

 

 だが、過去2シーズン。シーズン終盤に尻上がりにゴールを量産したものの、シーズン中盤戦までは鳴かず飛ばず。
 負傷の回数も増え、クラブが支払う年俸に見合うだけのパフォーマンスを披露できなかったのは事実。

 

 無論、相手チームからの警戒などもあるが、これまでC・ロナウドならそれらを払拭できるだけのパフォーマンスを披露し続けてきた。
 だが…

 

 クラブに突きつける高額なサラリーに、C・ロナウドとの契約延長の決定権を持つペレス会長は、嫌気がさしていたのかもしれない。
 最後の最後で、C・ロナウドはマドリーと一定の遺恨を残す形でクラブをさることとなった。

 

 ユヴェントス移籍で、早くも商業的に大きな結果を残したC・ロナウド。
 自身初挑戦のセリエAで、どのようなパフォーマンスを披露することとなるのか注目が集まりそうだ。

 

 

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