ユヴェントスがイカルディ獲得に関心?大型トレード実現の可能性

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 ユヴェントスとインテルの間で大型トレード実現が検討されているようだ。
 ストライカーの補強を目指すユヴェントスが、インテル所属のFWマウロ・イカルディ獲得に関心。

 

 両クラブの間で接触が行われユヴェントス所属のFWゴンサロ・イグアインを含めたトレードで交渉が進められているようだ。
 現時点での交渉は、まだまだ初期段階。

 

 イタリア国外から大物選手を引き抜くことが難しいユヴェントスは、国内の実力者確保に尽力しているのが近年の動き。
 インテルは、FFPの規定上2018年6月末までに4500万ユーロの収益を上げる必要がある。

 

 余剰人員の売却を考慮したとしても、実現が難しいのが現状だ。
 この問題を早急に解決することができるのは、ビッグネームの売却。

 

 とりわけ、近年のインテルで印象的なパフォーマンスを残すイカルディを売却すれば全てが解決する。
 イカルディの評価額は1億1000万ユーロと破格。

 

 イグアインにとって今季、リーグ戦で16ゴールと一応の結果を残したものの、印象が薄いシーズンであったことは間違いない。
 ユヴェントスは、すでに30歳を迎え円熟期に差し掛かったイグアインの売却を含めあらゆる可能性を検討。

 

 1人の選手に1億ユーロを超える投資を行うことは、ユヴェントスにとってリスクが高いがイカルディの移籍交渉にイグアインの譲渡するプランを折り込めば移籍金の減額は可能。

 

 イグアインの市場価値は、推定6000万ユーロ前後とされており、差額の5000万ユーロの支払いなら獲得に一気に近づくことは言うまでもない。
 なによりも、インテルが欲している4500万ユーロの問題を解決できる金額であり、代役も同時に確保することができることを考えると交渉が一気に進展する可能性もある。

 

 来季、チャンピオンズリーグ出場権を確保したインテル。FFPの規定をクリアしなければ、重い処罰が言い渡される可能性もあり、早急に収益を立てなければいけない。

 

 2017年夏、ASローマからリヴァプールへ移籍し大ブレイクを果たしたFWモハメド・サラーと同じケースで取引が行われる可能性があり、今後両クラブの動きに注目が集まるだろう。

 

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