ASモナコ所属のFWキリアン・ムバッペ。今夏の移籍市場で去就が注目されるムバッペには、複数のビッグクラブが獲得に関心を示している。
熾烈な争奪戦が繰り広げられているムバッペ争奪戦だが、早くから関心を示していたアーセナルが、早々に争奪戦から撤退する意向のようだ。
今季、公式戦44試合に出場し26得点14アシストをマーク。
モナコの17年ぶりのリーグ・アン制覇、チャンピオンズリーグ準決勝進出に大きく貢献した。
すでにレアル・マドリーやパリ・サンジェルマンがムバッペ獲得に向け交渉を進めているとされている。
移籍金は1億ユーロを超えるレベルに到達しており、獲得を実現させるクラブは数限られる。
新シーズンに向け、ストライカーの補強に力を入れちえるアーセナルだが、マーケットに投資できる資金は限られる。
クラブの思想として、一人の選手に1億ユーロを透視するようなことはしない。
高騰の一途を辿るムバッペの移籍金を尻目に、アーセナルはMFトマ・ルマルやリヨン所属のFWアレクサンドル・ラカゼット等をリストアップしている。
アーセナルは、ムバッペ争奪戦が行われている裏で、この2選手の引き抜きに力を入れている。
とはいえ、両選手とも所属クラブでスタメンとして活躍している選手であり、同時にマーケットでも人気銘柄とされる選手。
ライバルクラブとの争奪戦を制する必要があり、今季チャンピオンズリーグに出場することができないアーセナルが如何にして選手側を口説き落とすことができるか注目が集まりそうだ。