エヴァートン所属のFWロメル・ルカク。今夏の移籍市場でチェルシー移籍が噂されてきたが、ここにきてマンチェスター・ユナイテッド移籍が濃厚となりそうだ。
チェルシー移籍目前とされてきたルカク。だが、この移籍交渉は一向に進展を見せていない。
この夏、大物ストライカーの補強を画策するユナイテッド。
クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、チェルシーを率いていた当時からルカクの成長をチェックし続け、同選手のパフォーマンスを高く評価。
チェルシー移籍が成立する前に強奪すべく、エヴァートンに破格のオファーを用意して交渉に乗り出したようだ。
一部の報道によると、ユナイテッドはエヴァートンが獲得を画策するFWウェイン・ルーニを交渉に織り込むことでいち早く合意を取り付けると考えている。
FWズラタン・イブラヒモビッチを退団に追い込み、前線で体が張れ高い得点力をほこる選手の獲得を画策している。
ストライカーが必要とするすべての要素を持つルカクは、マーケットでの評価が高い。
ユナイテッドは、ルーニーに移籍金をプラスしたオファーをエヴァートンに提示。
この交渉が順調に進んでおり、近日中に成立する可能性が高まっているという。
ユナイテッドは、これまでレアル・マドリー所属のFWアルバロ・モラタ獲得に向かっていた。
だが、マドリーが要求する移籍金は高額なものであり、ここにきて退団を躊躇する動きを見せ始めたことからルカクにターゲットを変更。
ルカク退団で戦力収支が大きくマイナスに触れるものの、ルーニー+金銭というオファーは悪いものではなく、かつてのレジェンドが復帰することとすれば、ルカク退団のダメージも少なく済みそうだ。
これまでチェルシー移籍が既定路線として伝えられてきたルカク。
突如として現れたユナイテッドというライバルを如何に考えるか注目が集まりそうだ。