エヴァートン所属のFWロメル・ルカク。マンチェスター・ユナイテッドがルカク獲得で合意に達したようだ。
報道によると、ユナイテッドは移籍金7500万ポンドのオファーを提示しエヴァートンと合意を取り付けた模様。
一時、FWウェイン・ルーニーの譲渡が契約に織り込まれるとみられていたが、最終的にルカク単独での取引で合意に達したようだ。
これまでルカクにはチェルシーが獲得の可能性を探り続けてきた。
だが、チェルシーとエヴァートンの間では、移籍交渉が一向に進展を見ることができず、交渉は停滞していた。
ここに横槍を入れたのが、ルカクを高く評価するジョゼ・モウリーニョ監督率いるユナイテッドだ。
レアル・マドリー所属のFWアルバロ・モラタ獲得に動いていたユナイテッドだが、マドリーのカードは固く、ステップアップに野心を燃やしていたルカクを強奪することを決断した模様。
これにより、ユナイテッドはモラタ獲得争奪戦から撤退する見通しとなるだろう。
現在24歳のルカク。
昨季、エヴァートンでの活躍によりプレミアリーグを代表するストライカーへ成長。
モウリーニョ監督がチェルシーを率いていた当時から、成長を見守り続けたルカク。
両者、新たな環境で共に戦うこととなるが、ユナイテッドが抱えるCFにビッグネーム獲得オペレーションが実現したため、今後中盤や最終ラインの補強に注力していくこととなりそうだ。