サンプドリア所属のFWパトリック・シック。ユヴェントス移籍が目前とされてきたシックだが、移籍交渉が破断に終わったようだ。
昨季、セリエA初挑戦ながら32試合に出場し11ゴールをマーク。
イタリア国内のクラブがシック獲得に乗り出したが、なかでもユヴェントスがシック獲得を強く望みサンプドリアと交渉を重ねていた。
推定3050万ユーロの移籍金を投資してシック獲得でサンプドリアから合意を引き出していたユヴェントスだが、一転交渉が難航に。
ユヴェントス移籍で基本合意に達していたシックだが、ユヴェントスのメディカルチェックで心臓に問題が発覚。
心臓という致命的な箇所に問題が発覚したシックの獲得オペレーションからユヴェントスが撤退することを決断した。
ユヴェントス以外にも、ACミラン、インテル、ローマ、そしてプレミア勢もシック獲得に関心を示していたが、今季前半戦はサンプドリアに留まり治療に専念することとなりそうだ。
どの程度心臓に負担がかかるのか? 症状によっては、1年以上の離脱を強いられることになる可能性のあるシック。
まずは、今冬の移籍市場に向けサンプドリアに残留し、治療を続けていくこととなりそうだ。