不振のレアル、今冬にASモナコからラダメル・ファルカオ獲得を検討?

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 ASモナコ所属のFWラダメル・ファルカオ。レアル・マドリーへの移籍の可能性が浮上した。
 今季、圧倒的な得点力不足に悩まされているマドリー。

 

 今冬の移籍市場でストライカーの補強が急務と伝えられる中、新たにファルカオをリストアップしていると言う。
 マドリーは、2013年夏にファルカオ獲得に動いた過去があり、移籍が実現すれば実に5年ぶりの悲願実現となる。

 

 だが、この交渉は大きなリスクを伴うこととなる。
 まず、今季ASモナコが近年にないほどの不調に陥っている点だ。

 

 リーグ第13節を終了した時点で、19位と降格圏に沈むモナコ。
 リーグ・アンでタイトルを争い続けてきたモナコにとって、屈辱的な結果であることは言うまでもない。

 

 そんな中、ファルカオは前線の起点となりリーグ戦で4得点を記録するなどチームの中心として活躍。
 クラブは、エースストライカーの売却を簡単に認めるはずはないが、一部の報道では代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏とモナコの関係が思わしくなく、今冬の退団の可能性も叫ばれている。

 

 一方で、現地スペインメディアでは、マドリーのファルカオ獲得を大きく批判する報道があるのも事実。
 今季中に33歳を迎えるベテラン選手を今更獲得するのはどうか?と言う疑問が突きつけられているのだ。

 

 アトレティコ・マドリーでのプレー経験があり、高い得点力を有するファルカオは、現在マドリーが抱える問題を解決する実績を持った選手。
 ベテランの域に差し掛かり、安定したパフォーマンスはきてたいできるだろうと考えられる。

 

 ただ、クラブが目指すプレースタイルと、ファルカオのスタイルはあまりにも乖離している点は気がかりだ。
 ゴール前で潰れるシーンが多く、試合の流れを寸断するプレーに走りがちのファルカオ。

 

 “ ベテランの味 ”と言えば聞こえは良いが、マドリーでは決して許されないプレーとなる。
 と同時に、30歳を超える選手を半年間のレンタル契約ならまだ知らず、複数年での正式契約となれば大きな批判を集めることとなるだろう。

 

 理想は、インテル所属のFWマウロ・イカルディやトッテナム所属のFWハリー・ケインといった大物ストライカーだ。
 だが、冬の移籍市場という特有のマーケット磁場を持つタイミングで、これだけの大物を引き抜くことは流石のフロレンティーノ・ペレス会長の実力を持ってしても…

 

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