ジルー獲得交渉から撤退? ジョレンテ獲得を模索

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 今冬の移籍市場でアーセナル退団が報じられているFWオリヴィエ・ジルー。チェルシー移籍が伝えられてきたが、この交渉は破談に終わったようだ。

 

 チェルシーは、ジルー獲得の代案としてトッテナム所属のFフェルナンド・ジョレンテ獲得を検討しているという。
 今冬の移籍金でアントニオ・コンテ監督は、前線のターゲットマンとなり得るストライカーの獲得を熱望している。

 

 これまでローマ所属のFWエディン・ジェコ獲得に向け交渉を重ねてきたが、ローマが要求する高額な移籍金がネックとなり移籍交渉は難航。

 

 並行してウェストハムに所属するFアンディ・キャロル獲得を画策したものの、いずれのオペレーションも実現せず新たなターゲットを模索し続けてきた。

 

 現時点で、チェルシーの補強リストの上位に位置しているのはジルーだ。
 だが、アーセナルはジルー売却はボルシア・ドルトムント所属のFWピエール=エメリク・オーバメヤン獲得が成功した場合にのみと限定されている。

 

 とはいえ、冬のマーケット閉幕まで残り少ない現時点で、移籍交渉成立は聞こえてはこず、アーセナルはジルー売却を躊躇しているのが現状だ。
 空振り続きのチェルシーのCF獲得だが、“ ウルトラC ”実現に向けコンテ監督が指導経験のあるジョレンテの去就に注視。

 

 チェルシーは、今夏の移籍市場でもジョレンテ獲得に動いたものの、移籍オペレーションは完遂することはなかった。
 今季、FWハリー・ケインの控えを務め、リーグ戦で13試合に出場し1得点をマークするジョレンテ。

 

 ジョレンテは、ハリー・ケインやソン・フンミンの後塵を拝しており、オファーの内容次第でトッテナムも売却を認めることとなるだろう。
 マーケット閉幕まで残り数時間。ジョレンテは、再びコンテ監督の下で指導を受けることとなるのだろうか?

 

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