ミラン、マドリー退団濃厚のダニ・セバージョス獲得を画策へ

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 レアル・マドリー所属のMFダニ・セバージョス。
 マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督の来季の構想から外れ今夏の売却が噂されているセバージョスの去就にACミランが関心を示しているようだ。

 

 先日テクニカルディレクターに就任したパオロ・マルディーニ氏がセバージョスを高く評価し獲得を熱望しているという。
 2017年夏、マドリーと6年契約を締結し加入。

 

 今季、公式戦34試合に出場し3得点2アシストを記録。
 だが、途中出場や途中交代が比較的多く、またジダン監督就任以降多くの出場機会が与えられていないのが現状だ。

 

 ミランは、セバージョス獲得に関心を示したのは、今回が初めてではない。
 昨年夏の移籍市場でもセバージョス獲得に向けマドリーと接触したものの、当時のマドリーは変革期にありミランのオファーを受け入れることはなかった。

 

 だが、この夏は大きく状況が異なる。
 マドリーは、推定3億ユーロの移籍金をマーケットに投資し大型補強を断行した。

 

 ラ・リーガのプレシーズンが始まる7月6日までに、余剰戦力の売却に動く必要がある。
 総勢13名の選手たちだ。

 

 無論、セバージョスもそのリストに含まれている。
 あとは、獲得を望むクラブがどの程度のオファーを提示するかによって交渉の行方が定まるといったところだろうか?

 

 なお、マドリーはセバージョスの取引には、移籍金4500~5000万ユーロを要求しているという。
 ただ、ミランはレンタル料400万ユーロのレンタル契約での獲得を検討しているとのこと。

 

 両クラブの条件は大きくかけ離れており、マドリーがどこまで歩み寄るかがカギとなりそう。
 前経営陣との関係性ならば、レンタル契約での取引の可能性も残されているものの、ミランフロントも一新され関係構築はゼロからのスタートだ。

 

 交渉のキーマンは、マルディーニ氏。
 果たして、マドリーをどう口説き落とすことになるか注目だ。

 

 

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